学修要項(シラバス)
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講義科目(1)医科学専攻修士課程

学群名:生体構造医科学群

科目名:分子細胞生物学

英文名
Molecular Cell Biology
科目概要
修士課程 生体構造医科学群 2単位
開講期
2021年度 前期
科目責任者
阪上洋行
担当者
阪上洋行・深谷昌弘・原 芳伸・菅原健之
授業の目的
様々な神経機能を制御する神経細胞の細胞内シグナル伝達経路と細胞内小胞輸送経路に着目して概説し、神経細胞のの作動原理とその破綻による精神神経疾患の病態の解明に向けた理解を深める。さらに神経科学の研究手法の原理とその適用を学び取ることにより、多角的な研究手法を用いた研究方法を必要とする神経科学領域の研究者としての基本的な知識と姿勢を身につける。
教育内容
(1) 神経細胞と神経膠細胞の形態学的特徴と機能について講義する。
(2) 神経細胞の細胞内シグナル経路と小胞輸送経路について講義する。
(3) 神経回路形成、シナプス可塑性、神経分化などの神経特有の機能を支える細胞内シグナル経路と小胞輸送経路について講義する。
(4) 神経科学の基本的な研究手法とその適応について講義する。
教育方法
事前配布内容に沿って板書とパワーポイントを活用しながら講義形式で行う。また、重要な原著論文に関する要約のレポート課題を行い、添削し学生にフィードバックする。
授業内容(シラバス)
項 目
内 容
担当者
1
神経細胞の形態と機能 (1)
神経細胞の構造と機能を説明する
深谷昌弘
2
神経細胞の形態と機能 (2)
神経細胞の構造と機能を説明する
深谷昌弘
3
神経膠細胞の形態と機能 (1)
神経膠細胞の構造と機能を説明する
菅原健之
4
神経膠細胞の形態と機能 (2)
神経膠細胞の構造と機能を説明する
菅原健之
5
分子神経解剖学的研究方法 (1)
形態学的研究手法の原理と実際を説明する
原 芳伸
6
分子神経解剖学的研究方法 (2)
形態学的研究手法の原理と実際を説明する
原 芳伸
7
シナプス可塑性を制御する細胞内シグナル経路と小胞輸送経路 (1)
学習・記憶の基盤となるシナプス可塑性におけるグルタミン酸受容体の役割とその制御機構を説明する
深谷昌弘
8
シナプス可塑性を制御する細胞内シグナル経路と小胞輸送経路 (2)
学習・記憶の基盤となるシナプス可塑性におけるグルタミン酸受容体の役割とその制御機構を説明する
深谷昌弘
9
神経細胞の形態を制御する細胞内シグナル経路と小胞輸送経路 (1)
神経細胞の神経回路の形成や維持を制御するシグナル経路を説明する
菅原健之
10
神経細胞の形態を制御する細胞内シグナル経路と小胞輸送経路 (2)
神経細胞の神経回路の形成や維持を制御するシグナル経路を説明する
菅原健之
11
感覚伝達を制御する細胞内シグナル経路と小胞輸送経路 (1)
感覚の伝導路と神経伝達を制御する分子機構を説明する
阪上洋行
12
感覚伝達を制御する細胞内シグナル経路と小胞輸送経路 (2)
感覚の伝導路と神経伝達を制御する分子機構を説明する
阪上洋行
13
神経細胞の発生と分化を制御する細胞内シグナル経路と小胞輸送経路 (1)
大脳皮質の層形成をモデルとして神経細胞の発生、分化、移動を制御する分子機構を説明する
原 芳伸
14
神経細胞の発生と分化を制御する細胞内シグナル経路と小胞輸送経路 (2)
大脳皮質の層形成をモデルとして神経細胞の発生、分化、移動を制御する分子機構を説明する
原 芳伸
15
神経細胞の細胞内シグナル経路と小胞輸送経路のまとめ
神経細胞の細胞内シグナル経路と小胞輸送経路の概略を総括する
原 芳伸
到達目標
(1) 神経細胞と神経膠細胞の形態学的特徴と機能について理解し説明できる。
(2) 神経細胞の細胞内シグナル経路と小胞輸送経路を支える分子ネットワークについて理解し説明できる。
(3) 神経科学の基本的な研究手法の原理を理解しその適応を説明できる。
評価方法
評価はレポート(40%)と授業中に実施する小テスト(60%)の総合評価で判定する。レポートは課題に対する記載内容を論理的かつ的確に論じているかに関して評価する。また、授業中に実施する小テストは講義の理解度を確認し、模範解答を示し学生にフィードバックする。
準備学習
(予習・復習等)
予習:参考書の講義内容に対応する項目を読み、事前配布プリントの質問事項について調べること。
復習:講義内容に関連した課題レポートを文献で調べまとめること
授業外学習時間:60時間
その他注意等
特になし
教科書
指定なし
参考書
スタンフォード神経生物学(メディカル・サイエンス・インターナショナル)
カンデル神経科学(メディカル・サイエンス・インターナショナル)
記憶と情動の脳科学(講談社ブルーバックス)