学修要項(シラバス)
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講義科目(2)医学専攻博士課程

学群名:臨床医科学群(内科系)

科目名:腎臓内科学

英文名
Nephrology
科目概要
博士課程 臨床医科学群 2単位 
開講期
2022年度以降開講予定
科目責任者
竹内康雄
担当者
竹内康雄・佐野 隆・青山東五・内藤正吉・川島永子・村野順也
授業の目的
1)糸球体疾患のうち、特に自己免疫疾患、遺伝性、感染性糸球体疾患の病態と新知見を学ぶ 2)多発性のう胞腎の病態を学ぶ 3)糸球体ろ過機構に関わる分子とその制御機構、及びろ過機能の障害の病態の最新知見を学ぶ 4)自然免疫及び獲得免疫の基本を学び、自己面疾患や免疫寛容の概要を学ぶ 5)糖タンパク、糖鎖及び膜分子の基本概念と疾患への関わりの概念とそれらに関わる生化学的実験アプローチが腎疾患発症機序解明にどのように応用できるかを学ぶ
教育内容
糸球体腎炎の発症、進展機序に関わる糸球体上皮、メサンギウム、基底膜、内皮細胞の構造蛋白や細胞内シグナル分子の発現機構とその異常を学ぶことは疾患発症の機序を研究する上で基礎になる。それらに加えて、免疫システムや蛋白化学、糖鎖化学などの生化学的側面から疾患発症、進展機序解明へアプローチすることを共に勉強する。また水電解質異常の基本を学ぶ
教育方法
講義形式:パワーポイントと配布資料を用いて説明する、討議;適宜質問、疑問については講義を止め討論する
授業内容(シラバス)
項 目
内 容
担当者
1
糸球体疾患の病態(1)
遺伝性糸球体疾患の病態
佐野 隆
2
糸球体疾患の病態(2)
2次性糸球体疾患の病態~感染性腎炎のまとめ~
佐野 隆
3
糸球体疾患の病態(3)
糸球体疾患の Up-to-date
佐野 隆
4
腎疾患と臨床研究~多発性のう胞腎~(1)
多発性のう胞腎の病態、臨床研究のUp-to-date
青山東五
5
腎疾患と臨床研究~ネフローゼ症候群とアレルギー~(2)
ネフローゼ症候群におけるアレルギーの関与~現在までの知見を基に
青山東五
6
腎疾患と臨床研究~腹膜透析~(3)
腹膜透析療法の Up-to-date
青山東五
7
慢性腎臓病概論
慢性腎臓病の臨床的概要
竹内康雄
8
免疫応答と腎疾患(1)
自己免疫疾患、腎疾患におけるマクロファージ、好中球の関与
竹内康雄
9
免疫応答と腎疾患(2)
免疫寛容誘導
竹内康雄
10
免疫応答と腎疾患(3)
移植免疫~拒絶反応
竹内康雄
11
糸球体濾過機構の基礎
糸球体ろ過機構を分子レベルで見る
内藤正吉
12
糸球体上皮細胞障害の病態
ヒト疾患モデルによる病態解析の現状
内藤正吉
13
糖鎖の合成機構と腎臓
糖脂質合成異常からみた腎疾患
川島永子
14
水電解質異常(1)
水、Na、K異常と疾患
村野順也
15
水電解質異常(2)
酸塩基平衡の異常と病態
村野順也
到達目標
1)主な糸球体疾患の病態、症状、治療の基本を説明できる 2)多発性のう胞腎の病態を説明できる 3)免疫応答の基本について概説できる 4)免疫寛容の機序について概説できる 5)生化学的実験アプローチが腎疾患発症機序解明にどのように応用できるか説明できる 5)主な水電解質異常について概説できる
評価方法
レポート50点、口頭試問50点の総合評価。講義への積極的参加は加点を考慮。
準備学習
(予習・復習等)
予習:講義開始前に指定される文献を読んでおく 復習:事前指定された文献、及び講義中に配布される文献を読むこと.授業外の学習時間:60時間
その他注意等
担当教官の出張、研究状況により日程や内容の変更があるのでその際は適宜連絡する。実験とその結果討論が基本であるため、講義は基本的な内容となる。
教科書
特になし
参考書
腎臓病学(医学書院), 日本腎臓学会誌(日本腎臓学会発刊);希望者には適宜貸し出しあり。