学修要項(シラバス)
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講義科目(2)医学専攻博士課程

学群名:臨床医科学群(内科系)

科目名:小児科学

英文名
Pediatrics
科目概要
博士課程 臨床医科学群 2単位
開講期
2022年度以降開講予定
科目責任者
石倉健司
担当者
中西秀彦・平田陽一郎・釼持 学・野々田豊・伊藤尚志・橘田一輝・北川篤史・本田 崇・大岡麻理・奥田雄介・髙梨 学・江波戸孝輔
授業の目的
 小児科学は、子供の疾患全般を対象にした臨床学である。更には、新生児期から学童期に至る成長発達や加齢に伴う疾患の移り変わりをも理解する必要がある。小児科学は、各臓器ごとに専門家が存在し、臨床研究に従事している医師で構成されている。博士課程においては、小児科学の全体を網羅するのではなく、各講義者の専門分野を分かりやすく解説する。これにより、様々な過程を経て進学してきた学生であっても、小児医療の本質を習得することを目標とする。
教育内容
 臨床講義が主体となる。各臓器ごとに、腎臓、新生児、神経、循環器をそれぞれ3単位、免疫、内分泌代謝、感染を1単位ずつ受講する。一般小児科学に準じたものではなく、最近の学術報告(海外を含む)と症例経験を通して、up to dateな知識を紹介する。標準小児科学(参考書)に沿った講義ではないので、小児科学全体を俯瞰するために役立てて頂きたい。2020年度より、慢性疾患を患う障害児が安全に療養される施設(小児在宅支援センター)に見学する実習を開始する。
教育方法
 各講義毎にスライドや配布資料を使って講義を進める。事前に参考資料が提示されている場合には、必ず目を通すよう心掛けて欲しい。双方向性の講義が理想であり、積極的な質問や討論を期待している。
授業内容(シラバス)
項 目
内 容
担当者
1
内分泌代謝
性分化、成長、二次性徴における基礎と病態について
橘田一輝
2
感染
ウイルス感染症とワクチン
伊藤尚志
3
小児腎臓病(1)
腎臓の発生と機能
奥田雄介
4
小児腎臓病(2)
小児慢性腎臓病(CKD)
石倉健司
5
小児腎臓病(3)
小児腎炎,ネフローゼ
奥田雄介
6
自然免疫と獲得免疫
小児の免疫疾患について
江波戸孝輔
7
川崎病血管炎の病態生理
血管炎基礎研究の紹介
平田陽一郎
8
小児慢性疾患患者の移行支援
小児科臨床の問題点
平田陽一郎
9
カテーテルを用いた心血管機能評価
先天性心疾患の血行動態の評価方法
本田 崇
10
小児神経疾患(1)
てんかん学総論と重症心身障害児について
未定
11
小児神経疾患(2)
小児在宅支援部門(あすぱら)見学・実習
野々田豊
12
小児神経疾患(3)
てんかん学各論
未定
13
早産児の呼吸障害-最新トピックス
早産児の呼吸適応の特徴、疾患について解説する
中西秀彦
14
低出生体重児の疾病リスク
低出生体重児とDOHaDを中心に
釼持 学
15
早産超低出生体重児の予後
早産超低出生体重児の短期・長期予後と発達評価について
大岡麻理 
到達目標
 様々な過程を経て進学してきた学生であっても、医師であれば診療科に関わらず小児の特性や現象、病態を理解する。さらに、小児医療の本質を習得することを目標とする。障害児医療を通して、地域医療における小児科の役割や社会貢献についても学ぶ。
評価方法
受講中の口頭試験(オンラインライブ講義の場合は、チャットも併用して)、場合によりレポートにて評価する。評価の割合は、口頭試験8割、レポート2割とする。
準備学習
(予習・復習等)
 講義テーマについて自己学習。事前に参考文献があれば、目を通しておくこと。 
授業外の学習時間:60時間
その他注意等
 小児在宅支援部門の見学・実習の際には、各自白衣を持参すること。
教科書
なし
参考書
標準小児科学