学修要項(シラバス)
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講義科目(2)医学専攻博士課程

学群名:臨床医科学群(内科系)

科目名:放射線科学

英文名
Radiology
科目概要
博士課程 臨床医科学群 2単位
開講期
2022年度以降開講予定
科目責任者
石山博條
担当者
石山博條・中野正寛
授業の目的
放射線は現在の医療に欠かせないツールであり、医療行為の多くが放射線に依存したシステムの上に成り立っている。放射線は電磁波の一種であり、波動性と粒子性を同時に持つことで光電効果やコンプトン散乱といった物質との相互作用が生じるが、実際に病院で利用しているCT画像やがん治療はこれを応用した技術と言える。
医学部の講義・実習では放射線の本質的な知識の修得はカリキュラムの都合上困難であり表面的な知識だけで終わってしまうにもかかわらず、医師として実際に放射線を利用する立場に立たざるを得ない現状を鑑みると、できれば大学院での知識の補強が望ましい。
本講義の目的は、放射線の本質的な性質を基礎から理解することで、より効果的で安全な診療を提供できるようになることである。
教育内容
放射線の物理学的・生物学的な特徴を講義する。それに必要な数学の知識も講義する。
放射線の性質を理解するための簡単な実験を行う。
病院で診療に利用されている装置で実習を行う。
教育方法
パワーポイントと配布資料を用いた講義。
簡単な器具を用いた実験。
治療計画装置を用いた放射線治療計画の実習。
授業内容(シラバス)
項 目
内 容
担当者
1
放射線物理学①
放射線物理を理解する
石山博條
2
放射線物理学②
放射線物理を理解する
石山博條
3
放射線物理・実験①
放射線物理を理解する
石山博條
4
放射線物理・実験②
放射線物理を理解する
石山博條
5
放射線生物学①
放射線の生物への影響を理解する
石山博條
6
放射線生物学②
放射線の生物への影響を理解する
石山博條
7
必要な数学的知識のまとめ
放射線物理・生物の理解に必要な数学を学ぶ
石山博條
8
CTの原理と応用
CTの基礎的知識を学ぶ
中野正寛
9
画像解剖実習
CT画像上で解剖を学ぶ
石山博條
10
外部照射①
外部照射の原理を理解する
石山博條
11
外部照射②
外部照射の応用を学ぶ
石山博條
12
小線源治療①
小線源治療の原理を理解する
石山博條
13
小線源治療②
小線源治療の応用を学ぶ
石山博條
14
ラジオミクス
ラジオミクスの基礎を学ぶ
中野正寛
15
まとめ
総括
石山博條
到達目標
放射線の物理学的な性質と生物学的な性質を説明できるようになる。
大学1-2年生レベルの数学を利用できるようになる。
病院で放射線を安全かつ効果的に利用できるようになる。
評価方法
レポート70%
平常点30%
準備学習
(予習・復習等)
関連するテキストを用いて、基礎知識について自習しておくこと。
授業外の学習時間:60時間
その他注意等
特になし
教科書
指定なし
参考書
「標準放射線医学」第7版(医学書院)
「やさしくわかる放射線治療学」(秀潤社)
「新編 高専の数学1,2,3」(森北出版)