学修要項(シラバス)
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講義科目(2)医学専攻博士課程

学群名:臨床医科学群(内科系)

科目名:膠原病・感染内科学

英文名
Rheumatology and Infectious Diseases
科目概要
博士課程 臨床医科学群 2単位 講義
開講期
2023年度 通年
科目責任者
山岡邦宏
担当者
山岡邦宏・奥 健志・有沼良幸・和田達彦・松枝 佑
授業の目的
免疫学の基礎から臨床における免疫学的検査の結果の解釈を通じて病態への理解につなげる。全身疾患である免疫疾患に対する治療薬は全身に作用するため、他疾患への応用が期待できる。生物学的製剤や新規治療薬の作用機序を理解することで新たな疾患への応用を思考すると同時に新たな研究テーマを考案する機会をもうけることで、臨床免疫学のより深い理解を目的とする。
教育内容
基礎免疫から膠原病、感染症の診断、治療と病態の理解につなげる教育を行う。
教育方法
パワーポイントと配布資料を使用して講義を行う。一部授業はオンラインで実施する。
授業内容(シラバス)
項 目
内 容
担当者
1
免疫学的検査
検査方法と結果の解釈
山岡邦宏
2
アレルギー
中枢神経障害の基礎的メカニズム
有沼良幸
(対面・オンライン)
3
臨床感染症(1)
新型コロナウイルス感染症
和田 達彦
4
関節リウマチ(1)
関節リウマチの診断、病因・病態
山岡邦宏
5
関節リウマチ(2)
関節リウマチの治療
山岡邦宏
6
全身性エリテマトーデス(1)
SLEの治療の変遷と未来
有沼良幸
(対面・オンライン)
7
臨床感染症(2)
HIV感染症
和田達彦
8
皮膚筋炎/多発筋炎
皮膚筋炎/多発筋炎の診断・治療
松枝 佑
9
全身性エリテマトーデス(2)
全身性エリテマトーデスについて
奥 健志
10
中枢神経
中枢神経障害の基礎的メカニズム
有沼良幸
(対面・オンライン)
11
臨床感染症(3)
医療関連感染症の診断と治療
和田達彦
12
全身性強皮症
全身性強皮症の診断・治療
松枝 佑
13
肺高血圧症
膠原病に伴う肺高血圧症の特徴
松枝 佑
14
シェーグレン症候群
シェーグレン症候群(SjS)について
奥 健志
15
抗リン脂質抗体症候群
抗リン脂質抗体症候群(APS)について
奥 健志
到達目標
免疫のしくみと意義の概要を説明できる。
膠原病の病態生理を説明できる。
評価方法
評価はレポートによる課題提出(70%)、授業への積極的な参加とコメントシート(30%)の総合評価とする。なお、欠席は減点とする。最終講義にて講義全体について振り返りを行う。提出されたレポートを添削し、コメントとともに返却することでフィードバックを行う。
準備学習
(予習・復習等)
医学部3年生・4年生時の感染症・免疫系Ⅰ・Ⅱの講義内容の再確認のための予習および授業(30時間)、レポート作成および授業の復習(授業時間外の学習を60時間)とする。
その他注意等
オンライン授業はzoomを利用する。受講方法の詳細は履修者にメールで通知する。
教科書
特に指定しない
参考書
特に指定しない