学修要項(シラバス)
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講義科目(1)医科学専攻修士課程

学群名:環境医科学群

科目名:国際寄生虫病制御学

英文名
Molecular and Cellular Parasitology
科目概要
修士課程 環境医科学群 2単位
開講期
2021年度 後期
科目責任者
辻 尚利
担当者
辻 尚利・八田岳士・坪川大悟
授業の目的
世界的な広がりを見せるベクター媒介感染症などの国境を越える感染症の動向と、病原体と宿主の間で展開される分子レベルの寄生体・宿主相互関係を理解する。
教育内容
国際感染症制御学では病原体と宿主の相互関係を追究し、その中で生ずる疾病を学ぶ。寄生体はヒトの体内に侵入(感染)し、動的に変身(体内移行・成長・発育・生殖等)する。多種多様な病原体の変身は、宿主の内部環境の変化を惹起し、ヒトは種々の症状を呈する。病原体と宿主の相互関係では、ウイルスや寄生虫などの病原体及び感染症媒介者(ベクター)の寄生様式などの生物学的特性を学ぶ。同時に、病原体感染による疾病の疫学、病態、診断、治療及び予防法について地球規模の視座に立って学ぶ。
教育方法
授業毎にプリントを配布し、スライド、ビデオを活用して講義を進める。提出されたレポート、課題等を採点し、コメントをつけて返却する。授業終了後、全体的な講評、模範解答等をメール配信あるいは印刷配布する。
授業内容(シラバス)
項 目
内 容
担当者
1
国際寄生虫病制御学総論(1)
国際感染症と感染症創薬
辻 尚利
2
国際寄生虫病制御学総論(2)
世界の感染症の流行実態と予防・診断・治療法
辻 尚利
3
世界3大感染症(1)
エイズ・結核・マラリア
八田岳士
4
世界3大感染症(2)
ダニ媒介性感染症
八田岳士
5
ベクター媒介性感染症(1)
蚊媒介性感染症
八田岳士
6
ベクター媒介性感染症(2)
ダニ媒介性感染症
八田岳士
7
顧み見られない熱帯病(NTDs)(1)
NTDs制御の取組み
辻 尚利
8
顧み見られない熱帯病(NTDs)(2)
ベクター媒介性及び皮膚NTDs
辻 尚利
9
ベクター媒介性感染症制御論(1)
感染の分子メカニズム
八田岳士
10
ベクター媒介性感染症制御論(2)
感染制御予防診断技術
八田岳士
11
吸血性節足動物制御論(1)
ベクター体内における病原体存続機構
八田岳士
12
吸血性節足動物制御論(2)
ベクターにおける病原体伝播阻止技術
八田岳士
13
ワンヘルス論(1)
自然環境における病原体存続機構
八田岳士
14
ワンヘルス論(2)
病原体-宿主-ベクターの3者相互関係
八田岳士
15
研究課題発表
総合討論・口頭発表・レポート提出
辻・八田・坪川
到達目標
感染症の発症要因及び病原体である寄生虫の生態・生理の仕組みについて理解する。
評価方法
評価はレポート(50%)、授業への積極的な参加及び討論(50%)をもって総合評価とする。
準備学習
(予習・復習等)
感染症全般を扱った教科書と学部教育で用いた教科書(分子生物学、細胞生物学)の復習
授業外学習時間:60時間
その他注意等
特になし
教科書
特に設けない。講義資料を配布する。
参考書
特に設けないが、講義中に参考文献や参考書を紹介する。