講義科目(1)医科学専攻修士課程
学群名:分子病態学群
科目名:生体制御生化学
英文名
Regulation Biochemistry
科目概要
修士課程 分子病態学群 2単位 講義
開講期
2024年度以降開講予定
科目責任者
市川尊文
担当者
市川尊文・石井直仁・小島史章・川上文貴・川島 麗・前川達則・黒崎祥史
授業の目的
生命現象の分子基盤を把握するために、生体制御生化学では正常な生体と疾患を持った生体の違いを理解し、病気の治癒過程における変化、治癒を促進する薬剤・薬物の作用機序やスクリーニング、さらに発症の予知の方法の開発などを目的とした研究の試みや成果についての知識を修得する。
教育内容
消化管の機能、炎症関連疾患、生活習慣病、炎症性腸疾患、腎臓の機能についての講義が中心である。
教育方法
パワーポイント、板書および視聴覚メディア(DVD)を活用しながら講義形式ですすめる。
授業内容(シラバス)
回
項 目
内 容
担当者
1
消化管の機能(1)
実験的上部消化管(食道・胃)病変の研究法を学ぶ
市川尊文
2
消化管の機能(2)
実験的上部消化管(小腸・大腸)病変の研究法を学ぶ
市川尊文
3
消化管の機能(3)
消化管神経と病態についての研究法を学ぶ
前川達則
4
炎症関連疾患(1)
炎症関連疾患について概要を学ぶ
小島史章
5
炎症関連疾患(2)
炎症関連疾患について研究法を学ぶ
小島史章
6
炎症関連疾患(3)
炎症関連疾患研究の最新の知見を学ぶ
小島史章
7
炎症関連疾患(4)
炎症関連疾患研究の最新の知見を学ぶ
小島史章
8
生活習慣病(1)
生活習慣病の病態生理について学ぶ
川上文貴
9
生活習慣病(2)
生活習慣病の疾患モデルについて学ぶ
川上文貴
10
炎症性腸疾患(1)
炎症性腸疾患の病態生理について学ぶ
川島 麗
11
炎症性腸疾患(2)
炎症性腸疾患の研究法を学ぶ
川島 麗
12
腎臓の機能(1)
腎機能と病態生理について学ぶ
石井直仁
13
腎臓の機能(2)
腎機能と腎障害の研究法を学ぶ
石井直仁
14
腎臓の機能(3)
腎機能と腎障害の研究の最新の知見を学ぶ
黒崎祥史
15
腎臓の機能(4)
腎機能と腎障害の研究の最新の知見を学ぶ
黒崎祥史
到達目標
1)消化管の機能について具体的に説明ができる。2)炎症関連疾患についての具体例を挙げて説明できる。3)生活習慣病について具体的に説明ができる。4)炎症性腸疾患の病態について具体的に説明ができる。5)腎臓の機能について具体的に説明ができる。
評価方法
評価は口頭試問(70%)、授業への積極的な参加(30%)の総合評価とする。なお、欠席は減点する。
準備学習
(予習・復習等)
(予習・復習等)
正常な生体における代謝の役割について、生化学及び薬理学の教科書で復習しておくこと。
その他注意等
特になし
教科書
毎回、資料を提示する。
参考書
特になし