講義科目(1)医科学専攻修士課程
学群名:分子病態学群
科目名:分子血液学
英文名
Molecular Hematology
科目概要
修士課程 分子病態学群 2単位 講義
開講期
2024年度以降開講予定
科目責任者
大津 真
担当者
大津 真・佐藤隆司
授業の目的
本科目では、血液学関連研究の最新知見の理解を深めることを目標とする。
教育内容
血液学に関する論文を教材として用いて、論文の読み方、発表の仕方についての基礎を学ぶ。
教育方法
第2回〜第8回では原著論文紹介を受講生が行う。担当者はそれに基づいて英文原著論文の読み方、発表方法を教授する。第9回〜第15回では、血小板減少症の遺伝子および分子レベルでの病態形成機序を概説する。さらに、最近の知見および新たな臨床検査法の習得を行う。
授業内容(シラバス)
回
項 目
内 容
担当者
1
受講にあたってのガイダンス
今後の進め方について
未定
2
血液学関連研究①
HTLV-1感染と白血病について
未定
3
血液学関連研究②
HTLV-1感染と白血病について
未定
4
血液学関連研究③
Epstein-Barrウイルスとリンパ腫について
未定
5
血液学関連研究④
Epstein-Barrウイルスとリンパ腫について
未定
6
血液学関連研究⑤
Hodgkinリンパ腫について
未定
7
血液学関連研究⑥
Hodgkinリンパ腫について
未定
8
まとめ
英文原著論文の読み方、発表方法の総括
未定
9
血小板減少症について
血小板減少症の疫学について
佐藤隆司
10
血小板減少症における臨床検査法
血小板減少症の自己抗体について
佐藤隆司
11
血小板減少症の病態解析①
血小板減少症のゲノム解析について
佐藤隆司
12
血小板減少症の病態解析②
血小板減少症のゲノム解析について
佐藤隆司
13
血小板減少症の病態解析③
血小板減少症とH.pylori感染について
佐藤隆司
14
血小板減少症の病態解析④
血小板減少症とH.pylori感染について
佐藤隆司
15
血小板減少症の病態解析⑤
血小板減少症の制御性T細胞について
佐藤隆司
到達目標
血液学関連研究の最新の知見の理解を深める。
評価方法
評価は授業への参加(40%)に加えて、論文のプレゼンテーション(30%)、質疑応答への積極的参加(30%)の総合評価とする。
準備学習
(予習・復習等)
(予習・復習等)
血液学関連、主にシグナル伝達、転写因子、がん、血小板減少症等をキーワードとした関連の論文を読んでおくことが望ましい。講義後は十分復習すること。授業時間外の学習時間:60時間
その他注意等
全受講生で原著論文を分担して紹介を行うことを必須とする。
教科書
特に指定しない。
参考書
がん生物学イラストレイテッド(羊土社)、転写制御とエピジェネティクス(南山堂)、シグナル伝達イラストマップ(羊土社)