学修要項(シラバス)
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講義科目(1)医科学専攻修士課程

学群名:生体機能医科学群

科目名:東洋医学

英文名
Oriental Medicine
科目概要
修士課程 生体機能医科学群 2単位 講義
開講期
2024年度以降開講予定
科目責任者
学群長(代行)
担当者
鈴木邦彦・星野卓之・伊東秀憲・若杉安希乃・関根麻理子・五野由佳理・日向須美子・遠藤真理・伊藤直樹・緒方千秋
授業の目的
漢方医学の研究を行うための基礎知識(東洋医学、薬理学、細胞生物学、分子生物学、生化学、動物行動学など)・研究技術・研究者としての倫理・理論的な思考・プレゼンテーションの方法(ポスター発表・口頭発表)についての教育を行い、2年位内に、修士論文を作成できるように研究指導を行う。また、修士課程2年間の間に、最低1回は学会発表を行う。
さらに、博士課程に進学し、将来、漢方医学の研究者として国際的に貢献できるような人材の育成を目指す。
教育内容
漢方医学の概念、診療、研究全般
教育方法
PowerPointを使用しながら質疑応答を交えた講義形式で行う。場合により漢方薬試飲や手技の実践を伴った実習形式も取り入れる。
授業内容(シラバス)
項 目
内 容
担当者
1
漢方医学入門
漢方医学の概説
担当者未定
2
漢方診療の考え方
証に従った治療
担当者未定
3
漢方医学の用語
陰陽虚実、気血水、五臓など
鈴木邦彦
4
鍼灸医学の考え方
経絡治療
伊東秀憲
5
鍼灸治療の実際
鍼灸治療の体験
伊東秀憲
6
古典を学ぶ必要性
中国、日本の重要古典を学ぶ
星野卓之
7
漢方診療の実際1
漢方処方の決め方
五野由佳理
8
漢方診療の実際2
漢方所見のとり方
担当者未定
9
漢方医学の研究1
漢方薬の効果の科学的解明(1)
日向須美子
10
漢方医学の研究2
漢方薬の効果の科学的解明(2)
伊藤直樹
11
漢方医学の研究3
漢方薬の効果の科学的解明(3)
遠藤真理
12
漢方医学の研究4
漢方医学のトランスレーショナルリサーチ
若杉安希乃
13
漢方医学の研究5
漢方医学における臨床試験の問題点
関根麻理子
14
漢方医学の研究6
生薬の効用
緒方千秋
15
総括講義と質疑応答
まとめ
担当者未定
到達目標
指導教授の下で研究テーマを決め、学会発表し修士論文が作成できるように漢方医学の基礎知識と研究に応用できる知識を身につける
評価方法
評価は授業への参加、講義毎にレポートを提出、最終回の総合討論における理解度など総合評価とする。授業への積極的参加は加点対象とし、欠席は減点する。
評価はレポート60%、総合討論20%、授業参加の積極性20%の割合で総合的に行う。
準備学習
(予習・復習等)
配布した講義要旨集を読み、復習しておくこと。
授業時間外の学習時間:67.5時間
その他注意等
講義は全て、白金キャンパスで開講する。
教科書
特になし
参考書
特になし