学修要項(シラバス)
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講義科目(1)医科学専攻修士課程

学群名:感覚・運動統御医科学群

科目名:スポーツ・運動器理学療法学

英文名
Physical Therapy for Sports and Musculoskeletal System
科目概要
修士課程 感覚・運動統御医科学群 2単位 講義
開講期
2023年度 前期
科目責任者
高平尚伸
担当者
高平尚伸・渡邊裕之・河端将司・見目智紀
授業の目的
スポーツ外傷・障害ならびに運動器疾患の疫学、受傷機転、病態、リハビリテーション(予防)までを現在まで明らかとなっているエビデンスを基礎に理解する。経験則に基づいたリハビリテーションではなく、エビデンスをもとに評価や治療体系を組み立てることのできる医療人を目指す。スポーツ外傷・障害ならびに運動器疾患を対象とした研究的疑問(Research Question)から研究手順を構築する能力を身につける。
教育内容
代表的なスポーツ外傷・障害ならびに運動器疾患について医用画像(CT、MRI、超音波等)を交えて解説し、超音波画像診断装置については各疾患の観察方法について部位別に教示する。さらに、スポーツ外傷・障害や運動器疾患に対するリハビリテーションにおいて適用される最新の治療体系や予防法について解説する。
教育方法
講義形式、討議ならびに発表形式を取り入れて実施する。講義についてはオンライン(ライブ配信)もしくはオンデマンドによる配信の何れかで実施する。討議の場合はオンライン(ライブ配信)とする。発表はPowerPoint等を使用する。
授業内容(シラバス)
項 目
内 容
担当者
1
スポーツ外傷・障害と運動器疾患の研究方法
スポーツ外傷・障害ならびに運動器疾患を対象とした際の研究方法を解説
高平尚伸
2
スポーツ外傷・障害総論
スポーツ外傷・障害を診る上で必要な知識と情報の紹介
渡邊裕之
3
運動器疾患トピックス①
股関節疾患(変形性股関節症、FAIなど)
高平尚伸
4
運動器疾患トピックス②
膝関節疾患(変形性膝関節症、ACL損傷など)
渡邊裕之
5
運動器疾患トピックス③
肩関節疾患(腱板損傷など)
河端将司
6
脳振盪
脳振盪の発生メカニズムと対処方法を解説
渡邊裕之
7
熱中症
熱中症の分類と対処方法について解説
渡邊裕之
8
発育発達とスポーツ障害
成長期のスポーツ障害を解説
渡邊裕之
9
野球肘検診
野球肘の解説と予防のための検診について解説
見目智紀
10
スポーツ選手を対象とした検診とメディカルチェック
スポーツ選手の障害予防目的に行われる検診とメディカルチェックを解説
渡邊裕之
11
コンディショニング①
スポーツ選手に対するコンディショニングの概念を解説
渡邊裕之
12
超音波画像診断装置による運動器の観察①
上肢帯の観察
河端将司
13
コンディショニング②
スポーツ理学療法で用いられているフロッシングの原理と効果を解説
高平尚伸
14
超音波画像診断装置による運動器の観察②
体幹の観察
河端将司
15
超音波画像診断装置による運動器の観察③
下肢の観察
河端将司
到達目標
スポーツ外傷・障害ならびに運動器疾患の病態を理解し説明することができる。スポーツ外傷・障害ならびに運動器疾患のリハビリテーション(予防)の方法を理解し説明することができる。スポーツ関連領域の英文ジャーナルを読み、スポーツ医学を修得するための基礎的知識を修得する。公表手段(学会発表、論文など)に限らず分かりやすく発表するための知識、技術を修得する。
評価方法
テーマに関する質疑応答や討論参加への積極性とレポートの内容より評価する。講義における評価割合はレポートを70%、各回の講義における積極性、討論参加や質疑応答を30%とする。
準備学習
(予習・復習等)
スポーツ外傷・障害ならびに運動器疾患の概念を理解し、不明な用語については事前に調べておくこと。研究テーマに関連した講義回は有意義な学びとするため、さらに関連書籍や雑誌を検索し積極的な予習をすること。授業時間外の学習時間:60時間。
その他注意等
オンライン授業はZOOMあるいは対面を行う。受講方法は各担当教員から連絡する。
教科書
特に定めない.講義内容をハンドアウトした資料を配布する.
参考書
「スポーツ医療従事者のための本格フロッシング」著者スヴェン・クルーゼ/ 高平尚伸日本語版監修(ガイアブックス)

「PT・OTの整形外科学」池田浩・高平尚伸編集(文光堂)
「Save the athlete 股関節スポーツ損傷」高平尚伸編集(メジカルビュー社)