学修要項(シラバス)

(11)臨床心理学コース

 

科目名:人格心理学

英文名
Personality Psychology
科目概要
修士課程 臨床心理学コース 2単位
開講期
2022年度 前期
科目責任者
中島香澄
担当者
中島香澄
授業の目的
○さまざまな人格理論について説明できる。
○各種人格アセスメント、心理的援助・介入方法を人格理論との関連から説明できる。
○さまざまな人格研究法について説明できる。
教育内容
各人格理論の関係性や臨床場面における人格理論の活用などについて、講義する。
教育方法
対面講義を行う。各人格理論を受講生自身が他の受講生にむけて解説し発表する機会を多く設ける。また討論を通して、各人格理論への理解を深める。
授業内容(シラバス)
項 目
内 容
担当者
1
ガイダンス
講義のテーマや目標、授業方法について
中島香澄
2
力動論的アプローチ①
実証的な心理学とは異なる観点からのパーソナリティ理論
中島香澄
3
力動論的アプローチ②
実証的な心理学とは異なる観点からのパーソナリティ理論
中島香澄
4
実証的パーソナリティ研究の始まり
受講生による発表と討論
Webb,Allport & Odbertの研究
中島香澄
5
人格特性の因子分析と精神病理学の次元モデル
受講生による発表と討論
Cattell,Eysenckの人格研究
中島香澄
6
パーソナリティの合意モデルと特性理論への批判
受講生による発表と討論
5因子(Big Five)モデル,Mischelの指摘
中島香澄
7
パーソナリティの因果プロセスモデル①
受講生による発表と討論        Grayの研究
中島香澄
8
パーソナリティの因果プロセスモデル②
受講生による発表と討論
Deciの研究
中島香澄
9
行動への遺伝的影響
受講生による発表と討論
Bouchardらの研究
中島香澄
10
パーソナリティの進化
受講生による発表と討論
Bussの研究
中島香澄
11
パーソナリティと健康
受講生による発表と討論
Friedmanらの研究
中島香澄
12
パーソナリティの評定
受講生による発表と討論
Funderの研究
中島香澄
13
密度分布としてのパーソナリティ
受講生による発表と討論
Fleesonの研究
中島香澄
14
不健康なパーソナリティ
受講生による発表と討論
Paulhus & Williamsの研究
中島香澄
15
まとめ:改めて人格とは何か
人格理論を臨床場面でいかに活用するか
中島香澄
到達目標
臨床場面で重要となるさまざまな人格理論の概要と、各理論の関係性を理解する。
評価方法
評価は、授業内で行われる発表(70%)と討論への参加度(30%)をもとに行う。なお1)発表においては、発表内容の理解度とわかりやすい説明の仕方、2)討論においては、発言等の積極性、発言の妥当さから評価する。
準備学習
(予習・復習等)
事前学習:テキストに関連する理論、人物、用語について調べ、他者に説明できるように整理する(3時間)   事後学習:授業内の発表と討論の内容を整理する(1時間)
その他注意等
受講者は、単にテキストの内容を理解するだけにとどまらず、常に「人格とは何か」という問いを意識し、討論に参加することが望まれる。
教科書
「パーソナリティと個人差の心理学 再入門」フィリップ・J・コー編 中村菜々子・古谷嘉一郎 監訳 新曜社
参考書
なし