学修要項(シラバス)
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講義科目(1)医科学専攻修士課程

学群名:医療人間科学群

科目名:アディクション心理学

英文名
Addiction Psychology
科目概要
修士課程 医療人間科学群 2単位 講義
開講期
2023年度 前期
科目責任者
村瀬華子
担当者
村瀬華子・野村和孝
授業の目的
アディクション(物質使用障害,行動嗜癖)および犯罪と位置付けられる行動のメカニズムを生物学・心理学・社会学的観点から,研究によるエビデンスに基づいた理解を深める。医療領域および司法・犯罪領域における介入・支援方法を学び,この領域における対象者への偏見・差別なく,エビデンスに基づいたかかわりができる医療人を目指す。
教育内容
物質使用障害やギャンブル障害及び性犯罪など自己制御の問題とされる行動について,代表的な理論を解説する。また,このような問題への介入・支援方法として,主に認知行動療法の観点から説明する。
教育方法
講義形式,グループワーク,討議(ディスカッション),発表(プレゼンテーション)等
授業内容(シラバス)
項 目
内 容
担当者
1
アディクションとは
アディクションの定義と診断基準
村瀬華子
2
アディクションのメカニズム
生物学的・心理学的・社会学的エビデンスから理解するアディクションのメカニズム
村瀬華子
3
アディクションのメカニズム
認知行動理論によるアディクション
村瀬華子
4
重複障害
アディクションと併発する問題
村瀬華子
5
介入・支援法①
認知行動療法による介入・支援
村瀬華子
6
介入・支援法②
リラプス・プリベンション
村瀬華子
7
介入・支援法③
動機づけ面接の活用
村瀬華子
8
司法・犯罪心理学におけるアディクション①
司法・犯罪領域におけるアディクション問題の定義とアセスメント
野村和孝
9
司法・犯罪心理学におけるアディクション②
司法・犯罪領域のシステム
野村和孝
10
犯罪・非行に関する理論
犯罪・非行に関する諸理論
野村和孝
11
犯罪・非行に関する認知行動理論
司法・犯罪領域における認知行動療法の活用
野村和孝
12
犯罪・非行の為の認知行動療法
司法・犯罪領域における認知行動療法の技法
野村和孝
13
触法関連の課題(再犯防止)
再犯防止のための取り組み
野村和孝
14
被害者支援
被害者への支援法
野村和孝
15
アディクション心理学のまとめ
まとめ・討議
村瀬華子
野村和孝
到達目標
アディクションならびに関連する犯罪・非行行為のメカニズムを理解し,説明することができる。また,これらの問題への心理学的介入・支援方法,再発・再犯防止方法を理解し説明することができる。
評価方法
評価はレポートまたはプレゼンテーション(60%)、授業への積極的な参加(40%)の総合評価とする。なお、欠席は減点する。
準備学習
(予習・復習等)
【授業以外に必要な学習時間:60時間】アディクションや犯罪・非行に関する専門用語などが不明な場合は事前に調べておくことが望ましい。事前に配布された資料や論文は必ず読んでくること。課題は必ず実施すること。
その他注意等
英語論文を資料として事前配布する場合があります。
教科書
特に設けない。資料を配布する。
参考書
「アディクションのメカニズム」 モス、ダイヤー(訳:橋本望)金剛出版