学修要項(シラバス)
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講義科目(2)医学専攻博士課程

学群名:生体構造医科学群

科目名:形態形成機構学

英文名
Morphogenesis
科目概要
博士課程 生体構造医科学群 2単位
開講期
2022年度以降開講予定
科目責任者
門谷裕一
担当者
門谷裕一・小畑秀一
授業の目的
多細胞体の組織形成は、組織を構成する各細胞が増殖・消失・分化・移動・変形し、それらが統合されてより複雑な構造(=組織・器官)が形成される過程である。本科目は主として構造・細胞の視点からこれらの現象を読み解くことを目的とする。
教育内容
様々な細胞機構が組織・器官ユニットのひとまとまりを構築する過程ではたす役割とその解析法を学ぶ。具体的には形態形成に関する英文原著論文等を読み、そこで駆使されている実験手法、特にイメージングや顕微鏡法の原理を説明できるとともに、多細胞体の形態形成について、その過程とそこで働く機構・原理を説明できる力を身につける。
教育方法
スライド(パワーポイント等)を用いた講義形式を主とするが、指定文献に関してのディスカッションや受講者による発表を適宜取り入れる。
授業内容(シラバス)
項 目
内 容
担当者
1
形態学の方法 (1) 
光学顕微鏡法の原理を解説する。
小畑秀一
2
形態学の方法(2) 
特殊な顕微鏡法を解説する。
小畑秀一
3
形態学の方法(3)
電子顕微鏡法の原理を解説する。
小畑秀一
4
細胞・組織の構造と機能(1)  
細胞の構造と機能を解説する。
門谷裕一
5
細胞・組織の構造と機能(2) 
組織の構造を解説する。
門谷裕一
6
細胞・組織の構造と機能(3) 
細胞外基質を解説する。
門谷裕一
7
組織形成(1)
組織構造形成を解説する。
門谷裕一
8
組織形成(2)
分枝形態形成を解説する。
門谷裕一
9
組織形成(3)
間葉−上皮転換を解説する。
門谷裕一
10
形態形成の機構 (4)
両生類を例に胚の形態形成を解説する。 
小畑秀一
11
形態形成の機構(5)
原腸貫入の機構を解説する。
小畑秀一
12
形態形成の機構(6)
神経管形形成の機構を解説する。
小畑秀一
13
形態形成の機構(1)
形態形成における細胞増殖を解説する。
門谷裕一
14
形態形成の機構 (2) 
形態形成における細胞運動を解説する。
門谷裕一
到達目標
1. 多細胞体の構造形成機構を例をあげて説明できる。
2. 「かたち」に関する研究領域の潮流と研究方法を説明できる。
3. 形態学的解析法の原理を理解し、実験データを正しく解釈できる。
評価方法
毎回の準備学習の進行状況と授業への積極的な取り組み、全講義終了後にレポートを課し、総合的に評価する
準備学習
(予習・復習等)
予め各回の講義項目に関連する原著論文または総説(英文)を1〜2報指定するので、当日までによく読み、講義に際してその概要や問題点を説明できる様にしておくこと。授業外学習時間:60時間
その他注意等
特になし
教科書
指定しない
参考書
Molecular Biology of the Cell 5版 Bruce Alberts他 (著), Garland Science
Developmental Biology 10版 Scott F. Gilbert(著) Sinauer Associates