学修要項(シラバス)
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演習科目(5)医科学専攻修士課程

環境医科学群

単位数
4単位
科目名
環境毒医科学演習
科目責任者
王 瑞生
担当者
王 瑞生
授業の目的
我々の生活環境に化学物質の無いところはもはや無いと言われている。産業現場では工業材料、加工用物質や既製品などとして、数多くの化学物質が使われている。一般環境に比べて、種類が多く、空気中の濃度が高く、また毒性が明確にされていないものや新規化学物質が多い。近年、産業現場の労働衛生が著しく改善されたため、産業中毒の発生は昔と比べ、大幅に減ってきた。しかし、最近オフセット校正印刷工場で発生した職業性胆管癌事例が示したように、産業化学物質のばく露による労働者の健康障害及びその予防対策は依然として重要な課題である。そこで本演習は産業化学物質の生体影響の評価方法、また発がん性に繋がる遺伝毒性の検出方法について検討し総括することを目標としている。
教育内容
1)実験動物を用いて、産業化学物質のばく露を行い、種々の臓器・組織における生化学、分子生物学的解析を行い、ばく露による生体影響を検出・評価する。
2)培養細胞や実験動物を用いて、遺伝毒性(DNA損傷)を検出する方法を学ぶ。
到達目標
1)動物を用いた化学物質毒性評価方法について熟知している。
2)培養細胞または教育内容1の実験から採取した試料を用いて、DNA損傷の検出方法を習得する。
準備学習
(予習・復習等)
1)生化学の基礎知識を復習する。
2)DNAやタンパク質の取り扱い、細胞培養の基礎などを学ぶ。
成績評価基準
論文紹介、生化学や分子生物学に関するレポート及び実験レポートなどをもって評価する。